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裁判所職員になるには
高卒で裁判所職員になるためには裁判所職員(一般職高卒)採用試験に合格する必要があります。
裁判所職員の難易度は高く倍率は裁判所の管轄区域(全8区域)によって異なるが、
どの区域においてもきっちり対策しなければ合格は難しいでしょう。
職種は「裁判所事務官」、「裁判所書記官」、「家庭裁判所調査官」の3つに分かれるが、
高卒程度で目指すのはこのうち「裁判所事務官」となります。
仕事内容は総務関係、会計関係、裁判進行、裁判関係の書類発行、受領、各種手続きなどを行います。
また採用後一定の年数を経験すると裁判所書記官になるための養成所入所試験を受けることができます。
この入所試験に合格し、研修を受けることで書記官へステップアップすることも可能です。
書記官になると給料が上がったり、一定の権限が与えられ高度な仕事ができるでしょう。
仕事内容も変わり、法律を使った仕事が中心で、
書記官だけに与えられている法定の出来事を記録をする公証事務や、
法律上必要になってくる書類をチェックし、不備を見つけ正しく書きなおしてもらうなど
事件当事者と直接話す機会もあり、仕事の幅は広がります。
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採用までの流れ
裁判所職員採用までの流れ・・・
願書提出
一次試験合格
二次試験合格
採用候補者名簿記載
採用
受験資格
裁判所職員受験資格
試験年度において高等学校、中等教育学校を卒業してから2年を経過していないこと
試験年度の3月において高等学校、中等教育学校を卒業見込みの者
倍率
裁判所職員試験倍率
東京高等裁判所区域(平成24年度)
・申込者数:396人
・一次試験受験者:302人
・一次試験合格者数:148人
・二次試験受験者:126人
・二次試験合格者:29人
・倍率:10.4倍
福岡高等裁判所区域(平成24年度)
・申込者数:376人
・一次試験受験者:159人
・一次試験合格者数:73人
・二次試験受験者:69人
・二次試験合格者数:11人
・倍率:14.5倍
備考
全体区域平均倍率:9.4倍
試験内容
裁判所職員試験内容です。
一次試験
・基礎能力試験(多岐選択式)
・作文試験
二次試験
・面接試験