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裁判所について学ぼう

平成21年5月から裁判員制度が開始され、あっという間に4年の月日が経ちました。

 

国民が裁判員として参加するというなんとも新しい制度ですが、実は世界から見ると日本の司法は遅れていると言われていて、

 

実は裁判員制度はそれほど珍しいものではありません。裁判に一般の人も参加することで国民全体の意見で判決を下すことに少し近づいたのではないでしょうか。

 

この制度によって裁判所は少しずつ国民と距離感を近づけることができたと思います。しかし実際に裁判員制度に参加したことのない人にとってはまだまだ裁判所は遠い存在でしょう。

 

 

裁判所ってどんな場所?

 

裁判所って聞くとついテレビドラマの法廷シーンを連想してしまうのではないでしょうか?

 

実際に裁判所ってどんなところか?質問を受けた時答えられる人は少ないと思います。

 

初級公務員を目指すなら裁判所について知っておきたいですね。

 

司法

 

裁判所は三権分立の1つで・・・

 

@司法

 

A立法

 

B行政

 

このうち@の司法が裁判所になります。

 

裁判所は法に則って公正な判断を下す役割を果たします。

 

裁判所の種類

 

大きな事件が起こると東京で判決が下されるイメージがついていますが、裁判所は地方にもたくさんあります。

 

また、裁判所の組織は最高裁判所と下級裁判所に分かれて構成されています。

 

下級裁判所の組織は、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所で構成されています。

 

最高裁判所

 

最高裁判所は皆さんがイメージしている通り東京都に存在します。

 

ここでは高等裁判所の裁判での上告の案件を扱います。

 

大きな事件の最終的な決断を下すのも最高裁判所の役割になります。

 

高等裁判所

 

高等裁判所は札幌、仙台、東京、高松、名古屋、大阪、広島、福岡の8つの地方に設置されています。

 

地方裁判所からの上告、抗告、控訴や家庭裁判所の抗告、控訴などを扱います。

 

地方裁判所

 

地方裁判所は全国の都道府県に設置されていて、

 

民事訴訟などの様々な事件の第一審の裁判を扱います。

 

家庭裁判所

 

家庭裁判所は全国の都道府県に設置されていて、

 

少年犯罪や家庭に関係する事件を扱います。

 

簡易裁判所

 

裁判所の種類において数が最も多く日本では400以上の簡易裁判所が設置されています。

 

ささやかなトラブルや少額事件、軽犯罪などを扱います。

 

 

以上「裁判所を学ぶ前編」でした!

 



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