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国家公務員の試験種類
国家公務員総合職と一般職
実はつい数年前まで国家公務員はT種(大卒程度)、U種(短大卒程度)、V種(高卒程度)という分け方をしていました。
それが平成24年度試験から名称が変更され、総合職(大卒程度)、一般職(大卒、短大卒程度)、一般職(高卒程度)になりました。
国家公務員の総合職とは?
総合職採用の職員は行政の職において幅広い業務をこなさなければいけません。そのためゼネラリストとして、様々な経験を積むことが望まれます。
総合職はこの仕事というものは特にはありません。採用者の約半数が東京大学卒業者で並大抵の努力では試験を突破することができません。
また、もし採用されても学閥のようなものがあり、東京大学出身が出世は絶対的に有利と言われています。
最近ではそのような差別は無くなってきていますので、これから受ける人たちには問題は無いのかもしれません。
総合職と一般職の出世のスピードを見てみても圧倒的に総合職が有利で、一般職が総合職採用者に出世戦争で勝つのは至難の業です。
例えば警察庁採用の場合は採用してすぐ警部補の階級を与えられます。その後もとんとん拍子に何もなければポジションが約束されているのです。
通常40代前半の人が幹部試験に合格してなる階級なりますので、20代前半の若者がなってしまうのはすごいことですよね。
よく「○○電力」に○○省の元幹部が天下りなどとテレビで放送されていますが、99%の人がこの総合職(国家T種)で採用された人材と言われています。
国家公務員の一般職とは?
一般職採用の場合は大卒、短大卒と高卒を比べても出世も仕事内容もほとんど変わりありません。
変わるのはほんの少しだけ高い給与だけでしょう。一般職に求められるのは、一定の分野のスペシャリストになることです。
採用されてすぐの頃は様々な分野に異動しますが、ある程度年数を経験すると同じような仕事内容の部署に異動を繰り返すことが多いようです。
一般職と言っても基本的に本省で働く人と地方の出先機関で働く人に分かれます。
出世はゆっくりと階段を一個ずつ登っていくようなスピードです。本省採用の人のほうが多少は出世が早いようです。
極稀に超優秀な人だと本省の課長クラスまで行くことがあるようです。
また、これから職種によって差別化をなくそうという動きが出て来ているようなので、
今から受験する人は上級ポストまで行けるかもしれないですね。
以上「国家公務員の総合職と一般職」でした!
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