皇宮護衛官になるには
皇宮護衛官の仕事内容は日本の天皇をはじめとする皇族の護衛・警備をすることです。
またテレビで良く映る皇族の乗っている車の横を走っている白バイに乗っている人も皇宮護衛官の職員になります。
採用後の主な配属先になる皇宮警察本部の部署は大きく分けて2つになります。
警備部
警備部ではどのような体制で警備をするか企画をしたり、事件の可能性があれば捜査をします。
また、御用邸内の警備や災害防止などの仕事を行います。
護衛部
天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下などの皇族を体を張って護衛をします。
警備部との違いは警備部では基本的に御用低内等での警備業務に対して、
護衛部では外に出かけた時などの移動時の皇族の護衛になります。
高卒で目指す皇宮護衛官は高卒程度の区分になります。
晴れて倍率20〜120倍程度の超難関試験に合格すると皇宮警察学校に入学し、高卒の場合ですと10ヶ月間にわたり、
一人前になるために鍛え上がられます。
拳銃訓練、護衛術をはじめ、書道、茶道、華道といった文化的な教養授業もあります。
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採用までの流れ
皇宮護衛官採用(入学)までの流れ・・・

一次試験合格
二次試験合格
採用候補者名簿記載
皇宮警察学校入学
受験資格
皇宮護衛官受験資格・採用条件・・・
皇宮護衛官の受験資格は男性と女性で多少異なります。
男性皇宮護衛官の受験資格
基本事項:試験年度において高等学校、中等教育学校を卒業してから3年を経過していないこと。試験年度の3月において高等学校、中等教育学校を卒業見込みの者。
身長:160cm以上
体重:48kg以上
視力:メガネ使用の有無を問わず両眼0.8以上で、片眼0.5以上
色覚:業務に支障がないこと
身体:四肢の運動を正常にできること
女性皇宮護衛官の受験資格
基本事項:試験年度において高等学校、中等教育学校を卒業してから3年を経過していないこと。試験年度の3月において高等学校、中等教育学校を卒業見込みの者。
身長:148cm以上
体重:41kg以上
視力:メガネ使用の有無を問わず両眼0.8以上で、片眼0.5以上
色覚:業務に支障がないこと
身体:四肢の運動を正常にできること
倍率
皇宮護衛官倍率(平成24年度)
・申込者数:1,144人
・合格者数:10人
・倍率:114.4倍
試験内容
皇宮護衛官試験内容・・・
一次試験
・基礎能力試験(択一式)
・作文試験
二次試験
・身体検査
・身体測定
・体力検査(上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳び等)
・性格検査
・面接試験