※このページはプロモーションが含まれています。

給料

公務員の給与

 

 

職業を選択するポイントでどうしても見てしまうのが給与ではないでしょうか?歳を重ねるほどお金は必要になるものです。

 

いくら自分の好きな仕事と言っても将来家族を持った時に養っていけないような給与では、この先不安になるでしょう。

 

最低限の給料はお金に興味が無い人でも貰いたいはずです。

 

また、「若いうちにガンガン稼ぎたい」、「将来にわたって安定した収入を得たい」など人の考えは様々です。

 

公務員の場合は後者になります。若いうちはスズメの涙ほどの給料ですが、歳を重ねるごとにそれに見合った給料をもらうことができます。

 

俸給表も決められていて、扶養の人数や各種手当によって多少異なりますが、30歳で年収○○○万円などと大体把握することができます。

 

そのため将来の生活設計が立てやすい職業と言われています。

 

そもそも公務員の給料は法律や条例で定められていて、給与の決定の基準は民間企業の賃金より高すぎず、低すぎず定められます。

 

ではなぜ日本国民の平均所得が400万弱なのに対し、公務員の平均年収が700万円とかテレビで放送されているのか?

 

と疑問に思う人も多いでしょう。その理由として挙げられるのは、給料を民間企業と比べる時の民間企業の規模に原因があります。

 

実はその給料を比べる民間企業というが、大手企業なのです。全ての民間企業からランダムに算出しているのではなく、

 

企業規模50以上、事業者規模50人以上であるとか条件を加えてある程度絞っているのです。その結果、比較されているのが優良企業ということになり、年収700万円という水準になるのです。

 

国家公務員の場合ですと、給与を大きく分けると俸給と各種手当に構成されます。

 

俸給とは民間企業で言う、基本給のことだと考えてください。

 

この俸給は仕事に責任、困難、複雑などによってすべての職員に毎月支給されます。

 

この額は基本的に一年に一度昇給されますが、年度の途中で金額が変わることはまずありえません。

 

俸給は行政職、税務職、公安職など職種によって異なります。

 

俸給表を見ると行政職の場合ですと1級〜10級まであります。またその下に○○号と書かれています。

 

この級というのが階級を表します。階級は昇格することが上がります。

 

号というのが階級の中で細分化し経験年数や勤務実績に応じた給料となります。

 

基本的に昇格というと階級が上がり俸給表の級が上がります。

 

昇給というと号が上がります。

 

最近ではほとんどの自治体で勤務評定によって昇給を決めます。

 

例えば「特に優秀」、「優秀」、「良好(標準)」、「良好でない」などに分かれます。

 

このうち約80%が良好の評価になり、4号の昇給になります。

 

「特に優秀」の場合は6号の昇給。「優秀」の場合は5号の昇給。「良好でない」の場合は3号以下の昇給となります。

 

まず普通に勤務して「良好でない」の評価を受ける人はいませんが、欠勤が多い場合や年間6分の1以上勤務していないなどが良好と認められない例として挙げれます。

 

 



スポンサードリンク












諸手当一覧表

公務員の諸手当について紹介します。

 

自治体によって種類がいろいろで中には面白い手当なんかもあります。

 

公務員の各種手当を一覧表にまとめてみましたのでご覧ください!

 

 

 

諸手当一覧表

諸手当

内             容

*諸手当の名称・内容は自治体によって異なります。

地域手当

地域による民間賃金水準に合わせて俸給の3%〜20%程度支給。計算方法は・・・(給料+扶養手当)×地域手当の割合

扶養手当

配偶者10000〜13000円程度。父母、子供等5000〜10000円程度。子供の場合は高校生から大学生まで5000円程度加算あり。

住居手当

家賃によって支給割合が異なる。最大で27,000円程度支給

通勤手当

交通機関を使った通勤の場合は電車の定期券やバス代支給(年間2回に分けてまとめて支給するケースが多い。)自動車通勤の場合は使用距離数に応じて支給(高速道路代も条件を満たせば支給あり)

時間外手当

時給×支給割合(時間帯によって125%or150%に分かれる)×時間数

休日勤務手当

時給×支給割合(135%)×時間数

期末手当

給料+扶養手当+(給料+扶養手当)×地域手当。近年減額され続けている

勤勉手当

給料+給料×地域手当

管理職手当

階級によって異なる。50,000〜150,000円程度(期末・勤勉手当にも反映)

単身赴任手当

やむを得ない事情がから家族と別居になった人などが対象。月額20,000円程度支給

宿泊直手当

1回5,000円程度支給

退職手当

勤務年数・階級・号等に応じて支給

危険手当

危険業務担当者に支給(日額数百円)

用地交渉手当

困難な用地取得業務が対象。(日額数百円〜数千円)

航空手当

航空機に乗って調査等をする場合支給。(時給数千円支給)

税務手当

税金賊課徴収等(月額10,000〜20,000円支給)

福祉保健業務手当

日額数百円支給

土木作業手当

道路での測量業務等(日額数百円支給)

公害業務手当

有毒物を発している場所での勤務(日額数百円支給)

放射線手当

放射線を取り扱う職員に支給(日額数百円支給)

遺体取扱い手当

遺体を取り扱う職員に支給(日額数百円〜数千円)

変則勤務手当

勤務時間が不規則な職員に支給(日額数百円〜数千円)

震災手当

警戒区域で勤務する職員が対象(日額数千円支給)

災害手当

災害発生時に巡回監視(日額数千円)

ダム建設作業手当

ダムの建設作業を行う職員対象(日額数百円)

調査試験手当

海上での調査(日額数百円)

温室内農薬散布手当

春から秋にかけて行う農薬散布作業(日額数百円)